ウェブサイトの見た目を整える
style 属性を用いると、多くのHTML 要素の見た目をカスタマイズすることができます。
style 属性#
p
要素の style
属性に color: red;
を指定します。
index.html
<p style="color: red;">Hello CSS!</p>
次のように、style 属性を指定した要素内のテキストが赤色で表示されます。
style 属性に指定できる値#
前項で style
属性に指定した値を詳しく見ていきましょう。
color: red;
この属性に指定される値は、CSS と呼ばれる言語により記述されます。style
属性では、プロパティと呼ばれるスタイルの種類と、プロパティ値と呼ばれるプロパティに指定できる外観を、コロン記号で区切って記述します。
上の例では、color
というプロパティに、red
というプロパティ値を設定することで、文字色を赤色に設定するよう指示しています。
複数のプロパティを指定する場合には、下のように プロパティ: プロパティ値;
の組を並べて記述します。セミコロンの指定が必要であることに注意してください。
index.html
<p style="color: red; font-size: 30px;">Hello CSS!</p>
CSS のプロパティには color
(文字色) や font-size
(文字サイズ) だけでなく、background-color
(背景色)、text-decoration
(文字装飾)等、数えきれないほどの種類が定義されています。
MDNは、信頼できるオンラインの情報源です。MDN の CSS リファレンスには、たくさんのプロパティが掲載されています。ざっくりと眺めて、その可能性を感じてみてください。
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課題info
この課題への解答は任意です。時間が余った際に取り組んでみてください。
画像のようなシンプルなボックスを作ってみましょう。
シンプルで、よく見かけるデザインですが、様々な指定が必要であることが分かります。次のような点に注意してデザインしてみてください。
- グレーの枠線が付いています (border)
- 枠線は角丸になっています (border-radius)
- 枠線の外側に余白があります (margin)
- 枠線の内側にも余白があります (padding)
- ボックスに影がついています (box-shadow)